2003〜2004
niseko

text by charlie

12月5日 JINJINとcharlieは大鳥居で夜遅くに落ち合う。今年の北海道は全く雪がないようだ。去年はすごく早くからパウダー全開だったのだが、今年は少し降っては融けてしまったりして根雪がまだないようだ。それでも航空券を早くから予約してしまっていた二人は、とりあえず行くしかなかった。大鳥居あたりで軽くアルコールセッション。

12月6日 早朝の千歳便で9時過ぎにはレンタカーをゲット。しかし、まったくゆきはな〜〜〜い。まずは苫小牧で軽く朝食をとることになった。マルトマ食堂に行こうかとも思ったが、最近出来たという食堂街でホッキカレーとハタハタ煮付けを頂いた。ん〜〜〜北海道。サンワールドでホッカイシマエビを入手した、さすがに通販より安いわ。

次は札幌までとばして秀岳荘でお買い物。JINJINはビブをゲット。charlieはなにかな〜〜〜。
230号線を少しずつ登ると白いものがだんだん増えてきた。中山峠スキー場はすでにオープンしているのだ。さすがに14時だったから面はぼこぼこだったけど、人も減っていて(それでも多いが)シーズンはじめの足慣らしには丁度良かった。5本も滑りましたよ。石や木などの隠れキャラが満載だったがそれでも楽しかった。


中山峠スキー場
道民大集合だ!!

早々と終了しニセコへ乗り込む。今回は初のアルペンホテルステイだ。深雪氏の根回しにより早々とゲットしていたのだ。夕方4時前には部屋でホッカイシマエビを肴にすでにビールタイムを始めてしまった。と思いきや「ちわ〜〜っすぅ」と、聞き覚えのある声とともに深雪氏登場で、いきなり本格的ビール大会が始まってしまった。おいおい・・・・。この時間から呑んだら死ぬぞぉぉ。

夕方7時には、狩太氏、hayakawa、どーたか氏と彼女mitsueさん登場し、アルペンの晩餐が始まった。1時間後にビックリに流れたのは言うまでもない。そこから泡盛、黒糖焼酎と呑んで、さらにバルンバに移動し泡盛2本分オトーリして気がついたら、次の日ベッドで靴履いたまま寝ていた。

証拠写真まで残ってるぞぉ

12月7日 天気予報では強烈な冬型になるとのことで期待していたのだが、実際に降り出したのは朝からであった。charlieは撃沈で午前中はおやすみ。狩太氏、hayakawa、どーたかチームとJINJINは滑っていたみたい。白樺コースだけはオープンしたみたいである。charlieは午後からスタート。そのころには横浜チームBobbyと梅ちゃんと合流しそれそれのシェイクダウンとなった。ちなみにcharlieは4本で終了。だって寒いんだもん。

倶知安に降りて美味しい塩ラーメンを頂き、少しお買い物。夕方はNACでボルダリングなぞやってみるが、charlieとJINJINでは重たい二人組のせいで、初心者コースすらまともに登れなかった。あ〜〜〜悲しい。

なかなか難しいんだなぁ

19時から横浜チームとTT氏夫妻と倶知安にてちょっと贅沢な海の幸タイム。旨かったぁ。その後は再びビックリで深酒をしてしまいました。それでも1時には終了。

12月8日 朝から高原ゴンドラが動いているのが見える。これはフルオープンかと思い焦って確認すると、状況は昨日と同じだそうである。それならばと南西諸島チームはルスツへ向かった。途中で真狩の美味しい豆腐をゲットしてルスツ到着となった。久々である。

イーストからイゾラにかけて中斜面が続き快適である。しかし、積雪が少ないために元の地形がかなり出ていてテクニカルであった。さらに隠れキャラ満載の膝パウもいただき最高であった。もちろんソールには多くの模様を刻み込んだが・・・。

今回は滑りの写真なしでござる

帰りには第2名水亭で体を清め、フォレストでキノコ汁を頂き、早めの東京便で夜9時には築地で安くて超うまい鮨やでいきまくってしまった。最後はお約束の大腸ニンニクで閉めました。





1月9日〜12日

text by hanio

今シーズンは雪が少ないらしく、アンヌプリピークはまだ「登って禁止」でした。今回のニセコ滞在中は雲ひとつない晴天になったり、リフトが全く動かなくなったりして、山の天気の変わり易さを思い知らされたトリップとなりました。また、アルコールの恐ろしさも思い知らされました。

沖縄からはにお、M-hara。後からT-hashi、魔神 、奄美からcharlieとエンジェル達が合流。エンジェルのayakoは全くの初心者でcharlieのライディングスクールを受けてました。「要はイケイケ!」が合言葉の彼のスクールは生徒を谷へ落とすような教え方なんだけど、それに楽しそうについていけてるあたりがエンジェルもやはり彼の仲間であると感じました。

写真はほとんど撮ってない。だって天気が変わりやすかったんだもの。これはセンター4から6Cに移動するM-hara

10日の夜は、奄美組、沖縄組、北海道組が入り混じってのアルコールセッション!カフェでは10数人の大集団となり私ほとんど覚えていませんが、とても楽しい時間でした。みなさんありがとう。何時まで飲んだんだろう??

1月11日 いい天気、朝いちセンター4も結構並んでいるが昨日のメンバーは沖縄組の2人だけのようだ。苫小牧チームにパウダーガイドをしてもらいいい感じ・・技術は伴わないものの充分に楽しませてもらいました。もっと案内してもらいたかったのに、私がゲレンデ内遭難しそうになったので終了してしまったのが悔やまれる・・M-haraも苫小牧のみなさんに覚えてもらえるようなエアーをかましたそうで本人も満足していました。

この日奄美チームとは夜から合流。居酒屋3件目に入ったあたりまでは覚えているが、その後何をしたのかは定かではない・・

1月12日 結局、ずっと飲みっぱなしのため頭の中にはアルコールがずっと残っていたみたいでニセコ滞在中の記憶全体があいまい・・・この日の朝も楽しくゲレンデクルージングをしたのだが、細かいことは忘れてしまった。

もっと練習しないといけないとは思いつつも最近はニセコに行くとこんな感じになってしまう。レベルアップのためには移り住むしかないのかしら?


3月12〜15日

text by hanio

312  沖縄よりjinjinhanionaoHotta4人がニセコ入り。

4時頃到着してナイターよりゲレンデへ。雪は茶色っぽくて砂糖みたい?見たこともないような雪質。ざらめで黄砂が混じっていたらしい。時々ブレーキがかかる感じはあったものの、結構調子よくて初日からセンターC8本という近年にない合宿スタイルのスタートとなりました。その後BigCliffに行ってたけちゃんに聞いてわかったんだけど、ブレーキがかかっていたのは黄砂のせいだったんですね。

313  アイスバーン+黄砂
カリカリのアイスバーンで時々急ブレーキがかかるというテクニカルコンディション。
朝いちピステン?だけ楽しみました。午後からhayakawaさんと合流してラポンテに連れてってもらったけど、こちらもさらにハードなコンディションで短時間で終了。おまけについていたきれいな温泉で気分を取り直しました。夜はホルモン&カフェでまったり。

314  パウダー

  

昨晩から降り続いていたような最高のコンディション!天気は安定しなくてピークにはいけなかったものの狩太さん、hayakawaさんのpowder guideで楽しみました。

この日はjinjin40歳のbirthdayで最高のプレゼントとなりました。しかし、午前中で疲れてしまい。昼すぎには山田温泉へ・・・その後はお買い物トレッキング。jinjinは羊蹄山用にとメットをゲットしました。

   

夜はかまくらジンギスカン。とても寒くてあっという間のbirthdayセッションでした。

315 暑いくらいのいい天気。景色を楽しみながらのグルーミングされたピステンを気持ちよく流して終了。

また来るね。


3月26〜28日

text by charlie

3月26日 千歳空港にいち早く到着したJINJINがレンタカーをゲットしてcharlieを迎えてくれた。(なんだかあべこべのような気がしたが) 苫小牧で短時間ながらも深雪氏とhayakawa氏により濃い歓迎を受けた。それにしてもバランスは大切だ!!(^^;)

3月27日 天気予報はあまりいいこと言ってなかったが、可能性にかけて早くからニセコ方面へ向かう。BIG MOUNTAINをやるつもりでいたが、丈夫は全く見えないし強風だった。しかし、下部は雲もちぎれて光も美しい。軽く登りましょうって事でJINJIN、charlie、hayakawa、そして狩太氏の4人で登りはじめた。昨日の夜がたたったのか深雪氏はまだ苫小牧でベッドの中だそうだ。今回は断念ね。
林の中は木漏れ日がとても気持ちよく春の到来を感じさせていた。ゆっくりとしたペースで登り約1200mまで到達。さすがに稜線沿いは強風でこれ以上登っても楽しくなさそうだったので、ここからドロップとした。雪庇下には溜まっている雰囲気もあったので掘ってみるとまぁ大丈夫そう。少し休憩していると丈夫からスキーヤー3人が降りてきた。1500まで行ったけど諦めたと言っていた。

まずは一発目 狩太氏

そして二発目 hayakawa氏


メット一年生JINJIN

生頭にゴーグルのcharlie

更に高度を下げて 狩太氏

攻める視線の向こうに見据えるものは・・・・
hayakawa氏


気持ちよさそう JINJIN

高度は稼げなかったけど、春の最高のお散歩でした。みんなでビールを一口ずつ飲んで気持ちよく林間を帰っている時にその人は現れた。そう!!深雪氏だ!!さっきまで苫小牧で寝てたはずなのに、なぜここにいる?恐るべき速さでやってきて、先行組と同じ行程を登って滑って追いついたのだ・・・恐るべし・・・化け物だ・・・凄すぎる・・・

ここで深雪氏によるお寝坊レポートを挿入してみる



お寝坊レポート                   
                text by 深雪

シーズン初めから娘の子守りで、出遅れている深雪だが、またしても出遅れてしまった。

山への出勤率が低下し、時々街で仲間と飲むビールでごまかしていたところ、南組のjinjinchalieが苫小牧ステイとのお話。当然、飲みましょう!となる訳だ。

一応ちょっとだけ仕事をしているんで季節柄、その日は送別会。2人の到着がPM9時くらいでしょうって事で、ビールをちょこちょこ飲んでたんだ。

近い時間になってhayakawa氏を含め連絡を取り合い、「じゃ、のちほど」と言ってTELを閉じる。

まだ約1時間あるんで、送別会の付き合いでスナックへ、5分もすると「屋台村で飲んでるよ」と連絡があった。「おっ、ハヤイ! 少し前、街へ入る前の山頭火のラーメン屋くらい」って言ってたよね。この店1時間4千2百円なんだけど・・  一瞬でタイムオーバー。

そそくさと2人の顔を見に行ったのだ。

hayakawa氏も加わり、いつもの楽しい会話で苫小牧の夜は過ぎて行った。

杉本さんのBarへいってビールの追い討ちをかけアパートへ戻り熟睡。

朝、chalieからTEL、「ほぼ準備はOK。これから出発します」

  深雪 「はい、じゃあこっちも準備していく」

とは言ったもののなかなかエンジンが掛からない。

AM9時過ぎ、狩太氏へTEL、「うーん、上半分は雲だね」「これからいく」「たぶんそのころは下りてきているよ」深雪の頭の中は「じゃあ昼はどっかでビールかな?」

11時頃登り口まで到着し、しばらく双眼鏡で山をチェックするが先行組の姿やハイクの後は確認できなかった。

じゃ、とりあえず登ってみるか!

おにぎり1個と少々の水分、ザックの中は軽いがひさびさのMOSSの板は重いですね。

あぁ〜、ひさびさに登るといい感じだなー、樹木がきれいです。しばらくすると木の間から尻別岳、その右には樽前山の溶岩ドームまで見える。


photo by 深雪

高度が上がっても、ハイク跡の階段が出来てない。踵にテレベーターがあるので斜面に沿ったスノーシューの跡だ。

そうか、みんなMSRを採用してるんですね。

たぶん1000mは越えたかな、その辺から風が吹いてきた。

photo by 深雪

風の音が、少なくなってきた樹木の間を早いスピードで抜けて行く

高度を上げていくが絶対的な風の力で、一人では行きたくないし視界も良くないだろう。

大きな木の影に身を寄せ体に食料をいれる。すこし休むが状況はかわらない。

でも先行組が滑った感じはしない。たぶんまだ上にいるでしょう。たぶん待機中かな。

登りながら右に見ていた比較的広い面から滑ろうかとチェックしにトラバースしリップから覗くと、おっと、滑った跡が!ライン的に先行組でしょうと予測がつく。だって良い感じで壁付近に当込んでますからね。

リップの上の奥側を登った自分からは見えませんでした。

上を見上げた時、雲の下部にぼんやり見えたのがそうだったのかなあ。時間的にはそんなに外してはいないかなと?。沢に入る時に、雪壁にブロックされ少し下までトラバース、もったいない。

チョットひっかかりはあるもののスピード感を楽しめ、なん発か当込みトゥリーの中へ、少し行くと、ラッキー!仲間と合流!みんなとは一瞬のセッションだったけと楽しい時間を持てました。

駐車場で斜面に刻まれたラインを眺めながら笑談し、帰りはhayakawa氏とフルップ温泉に浸かってソーケシュで一休みし、苫小牧へ戻りました。

Charlieのコメント通り、元気でマイペースってのは当たってるかな?

以上がお寝坊レポートでした


かなりブレーキのかかる雪質でしたけど、全体的に凄く良かった春の日でした。夜は久々に倶知安で美味しい海の幸を頂き、カフェでまったりしていましたが、あまりの疲れに速攻泉卿に戻って爆睡しました。

3月28日 今日もピーカン。近場で春を満喫する作戦を開始した。今日の裏山ハイク隊はJINJIN、hayakawa氏、狩太氏、charlie、そして市ちゃんの5人である。のんびり用意をして目指す裏山へ約2時間の楽々ハイクアップ。自分の滑りたいラインを選びながら春の雪を踏みしめた。

いよいよ目指すラインへドロップぅぅぅ


rider:狩太氏

rider:hayakawa

よーーーし次は私だ!!
市ちゃん

カメラマンもやる気満々


いい感じ 市ちゃん

      
これまたいい感じじゃないですか?
グーフィーJINJIN

みんな自由なラインで帰ってくる

いい春の一日でした。生きてて良かったなぁって思える最高の一日でした。みなさん、ありがとう。

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