ロンボク&バリの旅 2004 後編

わからされたトリップ

text by hayakawa

病み上がり

Day1

ロンボク最終日に良い波に当たり、気分良くバリに入る。飛行機の窓からはバリを代表するレフトハンダー、uluwatuが見える。

空港でガイドであるウラチャンの出迎えをうける、日本料理屋で夕食を食べホテルにチェックイン

uluwatu 波はありそうだ

Day2

ホテルで朝食を摂り出発。今回のガイドはウラチャンの弟であるワワン。ドリームランドでチーム北海道と合流、結構でかい。聞けば昨日はもっとでかかったとのこと。とりあえず入るがセットはダブルくらいある。人も多くなかなか乗れず。午後からウルワツに入るが凄いカレント、1本テイクオフして終了。夜は宴会モードに突入

ドリームランド

新田さん

チーム北海道

Day3〜5

ウルワツ〜ドリームランド〜バランガンをいったり来たりして過ごす。ビーチにあるワルンは日本でいう海の家だがリラックスには最高の場所だ。一日中オフショアが吹き、サイズは余裕で頭オーバー。最高です。朝昼はアメリカンやインドネシアン、夜は日本食というスタイルの食生活。

デザート?はピサンゴレン(フライドバナナ)

バランガン、きれいなビーチです


ワルンでミゴレンとビンタンを注文


波乗りの後はマッサージ

今日もでかいなあ


ワルンでまったり

Day

今日は朝イチ、クタリーフに向かう。まだ6時過ぎというのに結構混んでいる。カヌーで行くためパスも出来ず仕方なく入る。その後気分転換に芸術の街ウブドに行き、ダンスを見物する。夜はジンバランでシーフードバーベキュー、満腹です。

ケチャックダンス?

シーフードバーベキュー、食材を選び焼いてもらうスタイル

Day

ウルワツに向かう、今日は人が少ない。上がってきたガイジン曰く「あまり良くない」とのこと。しかしあまり乗れていない自分としては、「こんな日に練習しなきゃ」と迷わず入水。数本乗ったところで人も増えてきてだんだん乗れなくなる。しびれを切らしインサイドの波に手を出したらリーフでダブルアップし見事パーリング、ぐるぐる巻きにされたあげく腰〜背中をリーフに打ち付けてしまう。激痛で呼吸困難になるがなんとか岸にたどり着く。腰に手を触れると血がべっとり、「やっちまった」。


レイトテイクオフ、になってしまうのでした


ロングウォール!だけどおっかないんですよ


かなり痛いです、でも頭だったら死んでたかも!

Day

この日はさすがに何もできず。少しジャランジャラン(散歩)しただけでめまいがしてくる。

Day

懲りずにウルワツに向かう、パドルすると肋骨に激痛が走る。ひび入っているかも?それでも意地で1本乗る。なんとか一矢報いた気持ちになるが、実は明日もひどい目にあってしまうのだ。

午後はクタより物価が安いと言われているデンパサールでお買い物

いたいっす

市場にて、重そう

Day10

今日はいよいよ最終日、朝イチでウルワツに向かう。入水するが肋骨が痛くてまともにパドルできない。しかも今日は週末のせいか人もいつもより多め。この体調も手伝いセットは諦める。小さめのやつに乗ろうとインサイドに移動したところにアウトにセットが入る。必死にこぐもインパクトゾーン近くで喰らってしまう。気力も尽きボードを離したのが間違えだった。ボードは凄い力で引っ張られ、なんとリーシュが足首から外れてしまう。「またやっちまった。」

なんとか洞窟まで泳ぎ、崖近くで漂流する板を回収する。洞窟近くは強いカレントがある。逆らってパドルする体力もなくパダンまでボードにのって漂流する。パダンまでは約5分の旅、ビーチに泳ぎ着くと漁師風のオヤジが待っている。「バイクで送る」、「いくら?」、「50万ルピー(約6000円)」、「・・・」結局2万ルピーまで値切りウルワツまで送ってもらう


必死で泳ぐ、リーフブーツ履いてると泳ぎにくいということもわかった


ボード君は悠々と漂流中。なんと無傷でした

こうして乾期のバリトリップは終了。後半は怪我するわ漂流するわでやられっぱなしだったけど、今思えば無理しすぎたのかなも?でも波乗りは面白い、鍛え直してウルワツに再来を誓う。

今回のガイドをつとめたワワン、陽気なやつです

お世話になったYOGA ULUWATU CAFE


調子に乗って家具まで買ってしまいました、送るのがとっても大変(特に国内)でした。

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