8月18日 夕べの東京ステイはわりと眠れた。娘も元気そうである。朝の千歳便でつくと、tsukahara氏が迎えてくれた。今日から北海道の誇る清流、歴舟川を川下りする予定だったのだが、なんとこの1ヶ月ほとんど降らなかった雨が、ここぞとばかりに降りまくっているようだ。静内あたりの川も増水している。天馬街道で東へ向かったその先の川は雨の中増水していて危険そうであった。

歴舟川カヌー旅はこちら (音量注意)

気を取り直して海へ向かう。暗い空の下向かった先には寒そうな海が広がっていた。雨も降っているし気分はブルーでやる気なし。

8月19日 土曜日とあってチェックした有名ポイントでは、人がそこそこ入っている。

なんか寒そうだけど、せっかくここまで来たから記念に入ろうと思い、3mmフルスーツを着用。時折、霧の晴れ間から見る限り頭くらいはありそうだ。全体的にメローな波質である。そのせいか9割方ロングボードのようだ。

昆布漁師さんを横目に入水、1歩2歩3歩・・・・げげっ、なんだこの冷たさは!!すかさずそのまま後ずさりして入るのをやめた。夏だというのに尋常じゃない冷たさである。異常だ!後から聞いた話だと数日前まで暖かかったらしいが、台風スウェルのせいで水がかき回されたせいか急激に水温下がったらしいのだ。他の人を見ると結構グローブとブーツを着用してるではないか。いくらcharlieが自前の保温スーツをまとっているからとはいえ、かなり辛い状況である。


たたずむcharlie

しかし、ここまで用意したのだからせめて一本でも乗ろうと思い、思い切って一気に入水。久々に死ぬほど冷たい水に入った。手も足もキンキン痛み、常に手足を空中に上げた状態の腹這いでの波待ちだ。とてもじゃないが足を入れたままでは我慢できない。

セットはばらけて割れるので波はそこそことれる。30分もすると結構馴れてきて、麻痺した手足で結構楽しめた。

それでも1時間を超えると心から冷えて震えが止まらなくなり退散。

その晩は大樹町のクリスマスランドみたいなところで、車中泊となった。ローカルの方とも少し飲める機会があり、北国サーファーの心意気をかいま見た。

8月20日 朝一から(といっても7時頃)海に行くと、昨日一緒に飲んだローカルはすでに海に入っている。(聞くと4時半から入っていたそうだ、信じられん・・・・) charlieもそのローカルの方から借りたグローブとブーツを着用して入水、tsukahara氏も入水。沖縄で新調したロンスプしか持ってない娘には「さすがにやめとけ」と言っておいた。

しばらく遊ばせてもらい海から上がると、偶然にもtadakuma氏に遭遇。まさか奄美から来ているとは思わなかったようで、本当にビックリされていた。お邪魔しましたぁ!

その後は都会に向かってぐんぐん走り、一気に苫小牧へ。

厚真では大会が行われていた。ここはやはり北海道の湘南である。

水温はかなり暖かいようで、シーガルやロングジョンの人も結構いる。ただオンショアで汚い海を見たらとても入る気になれなかった。

少し足を西にのばして懐かしのポイントもチェックした。

わりといい波割れてるけど娘にはちょっと過酷なサイズだな

この日の晩は赤井川村のロッジに宿泊。いい感じの環境ですっかり気持ちよくなってしまった。

翌21日の晩は苫小牧にて深雪さんとビールセッション!!


ありえない贅沢さ
本当に食べきれなかった・・・悔しい・・・

22日は飛行機を一機に乗り継いで沖縄に戻った。沖縄ではJINJINが出迎えてくれ、その勢いで一気にスーサイドへ向かった。

ぶよぶよのオンショアしけしけうねりだったけど、なんと言っても暖かい!!

北国も最高だけど、南も最高だね!旅はやっぱり楽しいと再認識させられることになった。

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