再び ノースショアへ

text by charlie

2006年 11月18日 特典航空券でゲットしたチケットを握りしめ、伊丹から関空へ接続し、そのままハワイへ旅立った。

着いてすぐに心地よい空気が体を包み込む。なんとも懐かしく落ち着く空気でもある。


初日はワイキキステイ
いつ来てもいいところだなぁ

アラモアナで軽く買い物して、ドンキホーテで食材を買い込む。島だけど都会だからなんでも揃う、食生活に関しては快適そのものである。

翌19日は、朝からまたドンキホーテでお買い物してぼちぼちノースへ向かう。途中、ドールステーションで一番高くてでかいスプリットを頼んだら、スタッフから「アロ〜ハ〜」とかけ声をかけられてしまった。どうやらこの商品を注文するとやられるらしい。ちょっと注目されたい人は是非お試しあれ。

ハレイワでは週末名物フリフリチキンを頂き満腹となり、いよいよステイ先へチェックイン。といっても今回は一軒家丸借りなので、事前に知らされた暗証番号で鍵を開けるシステムである。


今回のステイ先
見ての通りかなりゴージャスである
よく見ると問題は色々あるのだが、すべて雰囲気だけで凌駕してしまう

庭からはすぐにビーチに降りられるし、そのままパドルアウト

もちろんお昼寝も優雅

という超快適なロケーションでノースに挑むわけである。

早速、板を調達に向かい夕方のワンセッションを軽くこなす。サイズは頭オーバーだがパワーのないロング向きの波である。しかも、太ったおじさんがとても多くcharlieは目立たない小さい人になれるのであった。

ププケアのフードランドで食材をゲットし自炊体勢は完璧となった。あとはひたすら毎日眠り食い乗るの繰り返し。

20日 午前中は目の前のポイントでまったりサーフしてボチボチだったが、午後からエフカイに入ってみて、かなりわからされた。

サイズはそんなにないのに、ゲットしてるとすぐにパイプラインの方まで流されてた・・・危ない危ない。
まぁパイプはまともには割れてなかったから入ったのだけどね。

うちひしがれて帰る・・・

波も見ため以上にパワーがあることと、ローカル色が割と強いこと、さらにノースショアという響きにちょっとビビるのかもしれない。

charlieの体重がテイクオフの遅さに拍車をかけているのは明確なため、板には十分な浮力が必要ではある。あまり浮力があるとダックダイブが大変になるのでそのあたりは微調整が必要である。

21日はサイズの上がりきらないハレイワで行われているOPproを観戦した。それなりに大会の雰囲気が満喫できて満足。それにしてもトッププロは凄いね。


ビーチで飲酒は禁止です(^_^;)

大会を見たあとは少しその気になる単純さ


目の前のポイントはカットバックが多くなるんだよね


あとはテラスでまったりムースヘッド

22日 今日は違うポイントに行ってみようということで、キャミーズまで行ったのだがサイズが足りずに移動。結局、ロッキーの南よりに入水。

どんな波が待っているのか


プロ達がビシバシ決めまくりカメラマンも続々と集まってくる


こんな波が待っていましたぁ
全脱げバリバリでインサイドはロッキーでしたわぁ

もうラッシュなんて着てられないし・・・


それでもエンドセクションで

遊べたりします


TORIは目の前のリーフで余裕のクルーズ


体堅いなぁ・・・
でも気持ちよさげでしょ

23日 本日はどうやらサンクスギビングのようで、ただならぬ混雑であった。とても波がとれる状況には見えなかった。

左手に見えるレフトに入ってみた
見た目よりも乗れるのだが、ピークを読むのが難しかった。
結局バックハンドはここで1本乗ったのみとなった。そしてこれが今回のラストとなった。

ハレイワなんかで浜プーした後に、ピザを食って閑散とした街を散策した。ラストセッションは目の前のリーフでやろうと思っていたら・・・なんとサンクスギビングのせいでサーフショップも早閉めしているのだ。ギリギリ従業員を捕まえて事情を話し、なんとか宅急便の手配をすませることが出来た。アブネぇ・・・気をつけようサンクスギビング。

というわけで夕方はまったりと過ごし、余ったビールをひたすら飲んでハンモックで夜空に溶けた。

24日はいそいそパッキングして朝6時半にノースを出たら、なんと7時20分に空港に着いてしまった。久々にホノルル空港の中をゆっくりと散策し、9時間のフライトに備えた。

肌寒い大阪では通天閣を見上げながら新世界で串カツ三昧や油カス体験もさせて頂きました。

今回のノースショアはサイズが上がらなかったがゆえに色々なポイントに入ることが出来て有意義であった。ここに来ると今の自分がどのあたりにいるのかがよくわかる・・・という意味で、とても良いところである。たった7マイルにあれだけのポイントがひしめいてあり、奇蹟の7マイルといわれても納得してしまう。さらにサーフィンの文化は浸透し、レベルも半端なく高い。とにかくすべてが心地よい。今度バレルのトリップここにしようかしら・・・

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