赤井川村

text by charlie

1月13日 沖縄チームを千歳に降ろし、レンタカーをマーチに極小化したcharlieは一路赤井川へ向かった。さすがに加齢によるものか疲れがたまり過激に眠たかったが、なんとか赤井川村へ到着。

ロッジには某有名カメラマンとオーストリアの有名でもスキーヤーが先客としてステイしていた。さらに今の日本を代表する若手飛び系スキーヤーが続々と帰ってきて賑やかな夜であった、が、疲れまくっているcharlieはさっさとお休みしてしまった。

1月14日 わざわざ赤井川に来たのに、今日はなぜかワイスでキャット。実は大人のスキーという雑誌の取材があるらしく被写体に札幌の大人3人が選ばれていたのだ。カメラマンは渡辺洋一氏、久々に握手を交わしみんなでキャットに乗り込む。風で飛ばされ、さらに気温が高かったせいか、条件は最悪に近かったようだ。ボードは結構いけるが、スキーはしんどそうだった。飛び系若者はカリッチに率いられ裏山へ消えていった。

それでも久々のワイスは貸し切りと言うこともあり無人で、ロッジも鄙びたままで雰囲気は最高。昔が懐かしくなった。

ガスの合間に一瞬全景が見える


羊蹄山もちらっと姿を見せる

撮影の邪魔にならないように微妙にラインを外しつつわずかに残った柔らかい部分をいただく、下部でみんなが手を振っていたのでトラバースで逃げたら、実は一番いいところで光もよかったからそのまま下りてこいと言うことだったらしい。惜しいことをした。なべさんも構えていてくれたらしいのに・・・

3本滑って大人は結構満足らしく撮影終了。飽き足らない面々はキャットからピークへハイク。裏の急斜面を滑ることとした。コルの雪庇を崩しピットチェックした上でGO!!

rider:charlie
悪条件の中ではかなりいける雪だった


しかし、滑り終わって下から見ると・・・


地獄の登り返しが待っていた

めずらしくcharlieがラッセル隊長。登り切る頃には日も暮れかけいよいよ風雪が厳しさを増してきていた。速攻で下りて、リサさんを花園からヒラフに抜ける新しい道を通って届けると、赤井川温泉へ直行。今年から赤井川と倶知安に道路が開通しえらく近くなったんだよ。30分くらいかな。

温泉を終えるとなぜかみんなで小樽へ下りた。実は本日の大人のスキーヤーの一人がマリーナにヨットを持っているとのこと。1次会は小樽で焼き肉、2次会はマリーナの2億円のヨットでワイン、なんてお洒落なんでしょ!!

マリーナとは思えないライトアップ

いや〜〜北海道まで来て、なにやってんだか・・・でも楽しかったし美味しかったからいいかな〜〜〜

それから、ロッジに戻って軽くビールセッションでおやすみタイム。雪はどんどん降っている、明日はやばそ〜〜〜。

1月15日 朝から横殴りの雪。北海道中の高速が次々に麻痺しているニュースが流れる。キロロもゴンドラ動いてないらしい。ということで、ぶらぶらとロッジで過ごす。カップラーメン食べたり、カリッチの焼きうどん食べたり、除雪したり・・・・マーチはFFでこれを出すのにえらく苦労しました。


降りすぎだろ〜〜

夕方、1本だけキロロゴンドラに乗り込むことにした。すげ〜〜ノロノロ運転で頂上まで40分くらいかかったんじゃなかろうか。どこもピステンの上に雪が降り積もり斜度がないところは、歩くかスケーティングを余儀なくされる。

ゲレンデ脇のちょこちょこ入ってみるも・・・

rider:charlie photo:tsukahara
深すぎる・・・


rider:charlie photo:tsukahara
ほとんどフェイスショット状態だ


rider:charlie photo:tsukahara
スピードが乗らない・・・


rider:charlie photo:tsukahara
それでもなんとかスプレーを上げる!!

このあと、スケーティングしまくりで戻りました。1本で十分。

ロッジに帰ってみたものの、明日はニセコで朝一滑るつもりなのだが、早朝出発に対して除雪が間に合わないおそれが高いため、急遽予定変更でcharlieは独りニセコへ向かった。昨日、赤井川温泉に腕時計を忘れたので、それを回収しつつ温泉に浸かり、雪降る中を倶知安へと急いだ。

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