niseko

text by charlie

さて、今シーズンの幕開けはなんと年明けからである。JINJINは年末に家族旅行でちょびっと先行。naoは先行も目論むも低気圧にやられ東京ワインナイトに変更を余儀なくされたようだった。charlie的にはちょっと懐が寂しくて12月は我慢。

1月9日 東京新橋でスノーボード初挑戦のTSUNAMI連れのcharlieは、今回これまたスノーボード初チャレンジの沖縄くんとJINJINと落ち合う。すでに寿司屋で満腹気味のお二人には、いつものように大腸ニンニクを付き合っていただいた。遅い便で東京入りしたnaoも合流し、何となく前夜のだらっとした飲みは過ぎていった。

1月10日 千歳一番乗りは沖縄くん、2番乗りはcharlie親子。3人でレンタカーをゲットし、JINJIN&naoをピックアップし一路ニセコへ向かう。今回はきのこ王国で以前から目をつけていたピノノワールを入手しておいた。

12時半頃ニセコ到着。初心者二人を強引にスクールにたたき込む。その後、今回のステイ先、ザ・ニセコカンパニーが運営する貸別荘MOJOSにチェックイン。昨年からの不景気で絶対オージーが減っていると踏んでいたので、宿なんかガラガラだろうと余裕こいていたら、意外にもどこも満室でなかなか思うような宿が確保できず、今回の史上初超高額物件で手を打つしかない結果になってしまったのである。


ボタン一つで暖炉が点火、素敵なリビング


こんなベッドルームが3部屋

とりあえず着替えて、初心者の応援に向かう。ここでcharlieはいきなり靴を忘れる呆けぶりを発揮し出遅れる。いわゆるD線で二人は頑張っていた。お古で固めた沖縄くんはJINJINのお古ブーツとビンディングがどちらもいかれ道具にも苦戦していた。

スクール終了後、速攻でレンタルしにいったら偶然にもそこで深雪氏とD-taka夫妻に遭遇した。彼らはヒラフを滑るようだったが、我々はあえてアンヌプリを選択。charlie's schoolを開催したのだった。

夕方はお約束でニセコ町の寿司屋で集合。毎度美味しいお刺身をいただいた。

旨そうでしょ!!

苫小牧チームとニセコチームはそのままカラオケセッションになだれ込んだようだったけど、一応子連れ沖縄チームはヒラフに戻って北海道のピノノワールを試したのだった。結果からいうと深みのない若さが目についたワインだった。

1月11日日曜日 モイワに集合。初心者はペアリフトで頑張ってもらい、みんなでピステンをかっ飛ばす。忘れていた雪の感触を少しずつ取り戻していく。昼ご飯をみんなで再来軒でいただき、ここでお別れ。沖縄チームはさらにチセを滑る。自衛隊もいてなにやら見たことないほど駐車場は満杯。回数券で2本ほど滑り終了とした。再来軒でT-TUNEの武田さんと会ったので、夕方ワックスをお願いし、仕上げてもらいソールは完璧に仕上がった。

昨晩は風呂抜きだったので、本日は久々に幽泉閣をメイク。さらに、マックスバリューとMポケットでワイン&チーズフォンデュをご用意。後からsugawara親子と狩太氏と大阪のyoshimotoさんが合流。いつも大人買いの沖縄チームだがこの日ばかりは読み違え、食事が足りない惨事を引き起こしたのであった。

1月12日 本日は初心者二人を白樺コースにおいて、一気にピークを目指すこととした。雪崩情報によるとゲートは10時に開くらしい。花3を一本滑って第7を上がると、9時20分だったがすでに30〜40人は待機している。そうこうするうちに人はどんどんふくれあがり、斜面は人だらけになってしまった。装備もなにもない今時のウェアに身を包んだ若い子達がひしめいている。おまけに半分はオージーだ。時代はここまで来てしまったのだ。


ここからの眺めは素晴らしい

ゲートが開くと同時に、横一線で登り出す。昔みたいに1列じゃないんだな。登るに従って2列くらいには減るけどね。マラソンで鍛えたJINJINとちょっと若いnaoになんとか食い下がりcharlieも登った。しかし、登りはじめから出始めたガスがあたりを包み、おまけに大強風。ピークは人だかりである。どのみちラインはどんどん入るので、確実に雪のいい藤原を選択し、なんとか滑り降りる。雪はいいが見えないのはやはり辛かった。

標高を落とすと視界が戻り、奥へトラバース。しかし、このご時世、すでにトラックで刻まれまくった斜面しか残っていなかった。

rider:nao

rider:JINJIN


rider:nao
これはこれでいけてるショットだと思うんですけど!!

それぞれの東尾根をメイクし、ゆっくりハイクし花1に降りてそこで目にした光景は、外国と化した施設の豪華さであった。ここはもう日本じゃないな・・・

豪華なトイレでbobbyの友人IT社長に偶然出会った。日本人率が低いから逆にわかりやすかったりして。

それから初心者と合流し、成長を見せてもらう。

rider:okinawa-kun
サーフィン歴があるだけにスタイルは綺麗。


rider:TSUNAMI
何とか下りていくが恐怖の克服が課題か

それぞれに成長していたが、二人とも逆エッジの洗礼をしこたま受けて、尻と頭がかなりやばい様子だった。


白樺の上部で記念撮影
はにおのウェアを着ているせいで沖縄くんがはにおに見える

昼ご飯はなかまでラーメン。TSUNAMIは若者らしくまだ練習するというのでゲレンデに放置し、おじさま達は街でお買い物。今日こそはいつものように鍋である。公衆電話のない高原で途方に暮れる我が子を拾い、沖縄チームだけの晩餐。残り物をあれこれ飲み食いしつつラストナイト終了。こんな使い方ならもっとチープなところで十分だったんだけど・・・

1月13日 朝一からバタバタと片づけていると、プロパティチェックに来た外人さんが、皿はそのままおいてていいと言う。さすが一流ですなぁ。

きっちりチャックアウトし、ヒラフを滑る。初心者達はどうやら高原第1がお気に入りのようなので、そこに放置。charlie&JINJIN&nao3人でピステンを飛ばす。シーズン最初としてはまぁまぁの滑り出しかなと思いつつ、初心者達と早めに切り上げる。

名水亭で体を洗い、苫小牧クリッパーで回転寿司を食い、サンワールドでおみやげをゲットし、沖縄へ向かう4人を千歳に降ろした。charlieはこれから独り赤井川村へ向かうのだ・・・


親子ショット
子どもといつかパウダーが滑れる日が来ますように!!

いつもながら北国のみなさんにはお世話になります。
今シーズンもどうぞ宜しくお願いします!!

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