niseko vol1

text&photo by charlie

1月22日 前日の唐揚げ&テンプラ&フライパーティーで油にやられまくったメンバーだったが、新たに天才肌IRINOとmagic38を駆るONOcchiを加えた5人で朝一センター4のアーリーモーニングに並ぶ。charlie&JINJIN的には今シーズン滑走5日目にして初めてのリフト乗車である。

アーリーモーニングでさえ怒濤の人混みである。結局20チェアー以降だったし、さほど降ってないので、ピステンを気持ちよく流す。その後は花3のゲートから入り、ラインの隙間を縫うように滑りなかなか楽しかったが、トラバースも凄く多くて、東尾根下部はもうやる気がなくなるゲレンデ状態である。時代の移り変わりというものだろう。

速攻ひらふには見切りをつけて、久々にチセに行くことにした。


準備している時はまだ視界がいい

IRINOを先頭に少しずつ高度をかせぐ。用事をキャンセルして追ってきたONOcchiを待ちながらゆっくり登る。スキーはジグるがシューは直登。

あっという間にピーク到着。すでに何本ものラインが入っているが隙間は充分ある。ピットチェックで危険度の高い弱層が無いことを確認してドロップ。

しかし、みんな意外にラインが固まってしまい先行するラインにやられていた。


skier:IRINO
さすがに籠もっているだけありパウダー慣れしている様子


rider:ONOcchi
こちらも北海道在住でなかなかの滑り


rider:JINJIN


rider:NAO

帰りはラインの入りまくった尾根の上をのんびりクルーズ。無事硫黄の香りの麓へ辿り着きました。

夜は満足の証として、倶知安のジンギスカン三千里でたらふく食って、宿でも思い切りワインを飲み倒したのだった。狩太さんも参加してこじんまりなナイトセッションでした。でも疲れのせいか11時にはすでに倒れていたらしい・・・

1月23日 いよいよ最終日。結構飲んだ割にはまたしても早起き。

今日はどんな天気になるのか


いつもの常宿

アーリーモーニングにも誘われたけど、ゲレンデには見切りをつけてチセに向かう。さすがに駐車場は混んでいて、山道具をからった登り系の人達も多い。1本気持ちよくピステンを流した後、抜けそうな天気に期待して、昨日に引き続きチセに登ることとする。昨日の高速道路も残っているし先行者も多い。賑やかな日曜日である。登るにつれて視界が悪くなり、案の定ピークに着く頃にはガスってしまった。昨日のトラックを完全に消すほどではないが、うっすらと新雪が載っている。帰りの飛行機の時間もあり、光を待たずにドロップ。


rider:JINJIN


rider:NAO

柔らかい深雪を蹴散らし、最後のランを締める。結局すべての日程でハイクアップし、自分の脚で高度を稼ぎ滑れたことは大いに嬉しいし、今後の方向性を予言しているのかもしれないとぼんやり思うのであった。

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