text by charlie

5月2日 一家で鹿児島に上陸。タウンエースバンをレンタルして一路宮崎へ向かう。それにしても久しぶりのボロレンタカーだった。さすがゴールデンウィークである。霧島のSAは中国人だらけでやかましいことこの上ない状況だった。最近はどこに行ってもいっぱいいるね、中国人。

夕方には宮崎入りして、木崎浜をチェック。風は入っていたが少し波乗りして感触を確かめる。奄美組もすでに現地入りしていて練習しているようだった。夜はいつもの鬼扇で美味しいものメイク。日向路に戻って晩酌しつつ眠るパターンである。

5月3日 今回は鹿児島のスウェル国分さんからエントリーさせて頂いた。森さんはMCらしく、忙しそうだったので、奄美組からヒート表を見せてもらうことに。hayakawa氏とも再会し、波を確認する。朝は風もなく面ツルだが昼に向けて風が入りそうとのことであった。

一度宿に戻って用意して出直してくる。木崎浜と宿は車で15分ほどなので、あまり不便は感じない。

まずはhayakawa氏のヒートからである。たるくて技がかけにくい波だったが、それなりにまとめているようだった。


ヒート終了のhayakawa氏とこれからヒートに臨むcharlie&Jr


一枚だけ残ったヒート中の写真
B海面の右側いっぱいで波を待つ

自分のヒート中、ゼッケン白が妨害をとられていたので、事実上3人の争いであった。結果はhayakawa氏とともにラウンドアップ!!charlie的にはサーフィンの大会において初の勝利である。もうかなり感激である。万年1コケからこんなに早く脱出出来るなんて思わなかった。

この日はこれで出番は終わり、あとはゆっくり過ごしたり、波乗りしたりして過ごす。今回は久留米ラーメン村尾も出店していて、個人的にはかなりお気に入りであった。連日いい天気で、裸で過ごすので一気に灼けてきていた。

この日は、鳥萬が開店していたので軽くメイク。やっぱり旨い。店のおばちゃんにもすでに憶えられている。その後は再び鬼扇。今日は祝杯なので霧島三昧したのだが、どうも飲み過ぎたらしく後半の記憶がないまま終了。夜の青島を走っていたらしい・・・

5月4日 朝から4ヒート目に出番。まだ酔ってる状態で入水。右のセットに照準を絞る。1本目は方のない波ですぐにプルアウト。2本目は波取り争いとなってテイクオフしたものの奥から乗られてやむなくプルアウト。その後ついに1本も波が来ずヒート終了。情けない終わり方であった。結果は3位敗退であった。あの乗れてない状況で3位だからまだましだったかも・・・

6ヒート目にB海面hayakawa氏、C海面でキッズパドルのヒートが同時に行われる。ということで、charlieはC海面で全力サポートに徹する。明らかに上手い子が一人いたが、そこそこ乗れてJr2位でラウンドアップ。残念ながらhayakawaは2本揃えるも敗退してしまった。これでマスタークラスは二人とも敗退しキッズにのみ期待がかかる。


キッズといえど、それなりに様になってきているのである

あまり間をおかず、セミファイナルが始まる。一人はレベルが高すぎて勝負にならない感じなので2位争いである。初戦でのジャッジペーパーを見たところ、ロングライドに加点されてる傾向が見られたので、まずはロングライドを揃える指示を出しておく。余裕があれば技をかけていくようにアドバイス。

セットは意外と大きく、ドルフィンの回数もかなり多くなる。なんとか本数を揃えるが、ずっとパドルしっぱなしでバテバテになっているのが見え見えだった。これまた結果は2位通過。前回のクイックシルバーに引き続きファイナル進出である。

すべてのファイナルは午後からなので、時間がいっぱい余る。ラーメン食べてぶらぶらと過ごす。


島の先輩 森哲太プロとも記念撮影

午後、いよいよファイナル。左からの波数がやはり多いので、まずは本数を揃えていく。ところが、このヒートはセット数が多くしかも大きかったため、ドルフィンもかなり多くなかなか乗れなかった。とりあえず3本は揃えたが、ロングライドはない。でかいセットに行くもワイプアウト。結構チャレンジしている。あっという間にヒート終了。かなりはぶてて上がって来る。不出来なのが気に入らないらしい。父の指示が悪いと怒っている。本人としてはもっとアウトに出てセットに乗りたかったらしい。奄美組もたくさん来ているし、いいところ見せたかったのだろうか。とにかく悔しそうだった。


怒って話もしないで帰っていくJr

スペシャルクラスで決勝に残ったタケダユウキの応援で盛り上がった後、いよいよ表彰式。


結果は3位
まぁ実力通りの結果だと思われた。
この頃にはご機嫌も直り、嬉しそう。
負けて悔しいのは成長の証であろう。

今大会は連日晴天で波も良く恵まれた大会であった。おいさんたちも1回は勝ったし、キッズはファイナルまでいったし、上出来だったと思われる。これから秋の大会に向けてさらなる精進を誓うのであった。本当か・・・・

BACK